
「結婚するにあたってお金の情報は共有すべき?」「具体的に何を共有し合えばいいの?」など、結婚においてお金の疑問は尽きません。
とくに、お互いの資産や投資のことは、どうすればいいのか、悩む方が多い傾向にあります。
そこで、今回は結婚を機にお金の話を共有したいと考えている方へ向けて、具体的な方法や注意点を解説します。
目次
そもそも結婚においてお金の話って必要?
そもそも結婚において、お金の話を共有する必要があるのか疑問に感じる方も多いでしょう。結論としては、お金の話はきちんと共有しておくことが重要です。
結婚生活に向けて、お金の価値観をすり合わせたり、お互いにどの程度の経済力があるのかを把握するためにも必要であるからです。
きちんと、お金の話を済ませておかないと、いざ結婚してから「相手が浪費癖のある人だった」「自分の節約志向に相手が納得してくれない」といった不満につながる恐れがあります。
結婚したら、二人の収入を共有することになるため、きちんとお金の話はすり合わせておきましょう。
結婚で共有しておくべきお金の項目
結婚を機にお金の話を共有したいと考えているものの、具体的にどうすべきか分からない…と悩む方は多いです。
ここからは、具体的な方法について解説するため、以下を参考にしてみてください。
収入と支出
結婚で共有しておくべき項目として、まず挙げられるのがそれぞれの収入と支出です。
お互いにどの程度の収入があり、どのような支払いを抱えているのかを明確にしておく必要があります。
不明確なまま結婚生活をスタートしてしまうと、家計の収支バランスが合わず「支払いのほうが多い」といった事態に陥ってしまう恐れがあるためです。
毎月の給料やボーナスといった収入と、支出はきちんと明確にしておきましょう。
借入金や借金の有無と額
現時点で借入金がある場合や借金がある際には、きちんと共有しておく必要があります。借入金や借金があるにも関わらず、その事実を隠して結婚するとトラブルになる可能性があるからです。
とくに、高額な借金を抱えている場合「結婚前にその事実を共有してもらっていない」という理由で離婚を切り出されたり、裁判沙汰になることもあります。
借入金や借金の事実は共有しにくい部分ではありますが、不要なトラブルを避けるためには、きちんと伝えておくべき項目です。
なお、奨学金や教育ローンなども抱えている場合は、その点についてもきちんと話しておきましょう。
現状の大まかな資産
現在、何らかの資産を保有している場合は、きちんと伝えておくことをおすすめします。
自分の資産を共有することについて、抵抗を感じる方は少なくありません。万が一離婚することになった場合、これまでに増やしてきた資産は財産分与の形で双方で分けることになるからです。
また、相手があなたの資産をあてにして、稼ぐ努力をしなくなったり、節約をしない生活になったりすることも理由として挙げられるでしょう。
とはいえ、予期せぬタイミングで資産を持っていることが相手に知られてしまった場合、夫婦間の信頼関係に影響してしまいます。
結婚を経てパートナーになった大切な相手には、現状の資産についてきちんと共有しておくことが重要です。
結婚とお金にまつわる注意点
結婚に向けて、お金の話を共有しておくことは重要です。しかし、一方で結婚とお金にまつわる注意点が複数あります。
具体的に、どのような注意点があるのか、詳しく見ていきましょう。
投資をしている場合は結婚後も継続する
独身であった時期から投資をしていた場合、結婚してからも継続できるようにしましょう。パートナーの価値観によっては、投資のリスクをふまえ「できれば投資は避けてほしい」といった相談があるかもしれません。
相手に投資の理解がないと、結婚後も引き続き資産を運用し続けることは難しいでしょう。しかし、せっかく継続してきた投資をストップしてしまうと、これまで得てきた投資の知見や経験、ノウハウを今後に活かせなくなってしまいます。
これからも資産を増やせるチャンスがあるのであれば、別の形に切り替えてでも資産運用は継続すべきでしょう。例えば、NISAやiDeCoなどの有名な手法に切り替えたり、バイナリーオプションなどのような大きなリターンが期待できる方法を選んだりすると良いでしょう。
年収を高く伝えたり、支出を少なく伝えるのは避ける
お金の話をするにあたり、年収や支出について共有することは重要です。しかし、中には「つい見栄を張って年収を本来よりも高めにして伝えてしまう」「高額な支払いがあるのに少なくして伝えてしまう」といったケースもあります。
収入と支出を実際と異なる額で伝えてしまうと、パートナーの認識と実際の結婚生活の水準に差が生まれたり、手元に残るお金が想定よりも少なかったりするなど、相手の不信感を招くことになります。
お金の話をする際には、あくまでも「現状を正直に伝えること」を重視しましょう。
おわりに
今回は、結婚に向けたお金の話の共有について解説しました。結婚生活は、二人の収入で一緒に生活していくことです。金銭面が曖昧な状態で結婚すると、さまざまなトラブルを招くため好ましくありません。
今回ご紹介した「共有すべき項目」「注意点」を参考にしながら、ぜひ二人で改めてお金のことについて話し合ってみてはいかがでしょうか。
参考サイト
◆【初心者向け】バイナリーオプションの始め方とは?デモ体験から口座開設まで解説
◆結婚助成金の申請条件・交付金額・申請方法・注意点! | 株式会社千葉興業銀行





















