ゴキブリやシロアリ、ムカデなど、住宅にはさまざまな害虫リスクが潜んでいます。不快であるだけでなく、建物にも被害が及んだり、健康被害につながったりする恐れもあるため、害虫対策はしっかりと行わなければなりません。
そこで、今回は害虫予防として期待できるグッズの種類や選び方、おすすめの製品について解説します。
目次
害虫予防が可能な対策グッズの種類
害虫予防が可能なグッズは、大きく2種類が存在します。
・スプレータイプ
・設置型タイプ
スプレータイプは持ち運びができるため、場所を問わずに使用できるのが特徴です。「この隙間から侵入してきそう」「以前この辺で害虫を見かけた」など、さまざまなシーンで使えます。
一方の設置型タイプは、害虫が発生しそうな場所に置いておくだけで対策ができるグッズです。「害虫を寄せ付けないもの」「粘着タイプで捕まえるもの」「害虫に有害な餌を食べさせて駆除するもの」などがあります。
目的や用途などに応じて、合う対策グッズを探してみましょう。
害虫予防グッズの選び方
害虫グッズを選ぶにあたり、何を基準にしたらいいのか分からないと悩む方は少なくありません。
ここからは、害虫予防グッズにおける選び方を解説していきます。
害虫の種類に合わせる
害虫予防グッズを選ぶにあたり、迷ったときには「害虫の種類」に合わせて選んでみましょう。グッズによっては、「ゴキブリ用」「クモ用」「シロアリ用」など、特定の害虫に特化している場合があります。
対策したい害虫の種類に合わせて、グッズを選ぶことで期待している効果を得やすいでしょう。
子ども・ペットへの影響を考慮する
害虫グッズを選ぶ際、子どもやペットがいる場合には、影響を考慮する必要があります。成分が有害でないか、においがきつくないか、などは最低限チェックしておくべきポイントです。
また、「置き型では子ども・ペットが口に運んでしまうかもしれない」など、他に想定されるリスクも考えておきましょう。
使用場所から検討する
害虫予防グッズ選びで悩んだら、「どこで使用するのか」を明確にしたうえで検討することをおすすめします。
「網戸周辺」「玄関」「水回り」など、場所によっては特定のグッズが使用できなかったり、使用しても効果が得られなかったりする場合があります。
例えば、キッチンであれば、スプレータイプのグッズを使うと成分が周辺に広がってしまい、調理が好ましくない環境になってしまうかもしれません。
グッズに「玄関用」「網戸用」など、特定の場所を提示している場合もあるので、一度確認してみることをおすすめします。
おすすめの害虫予防グッズ
ここからは、おすすめの害虫予防グッズをご紹介します。害虫を防ぐ効果が期待できるものを厳選して紹介していくため、ぜひ参考にしてみてください。
KINCHO ゴキブリムエンダー
KINCHO ゴキブリムエンダーは、スプレータイプの害虫予防グッズです。噴射後30分は部屋を閉め切りにしなければならないのが特徴ですが、それ以降はペットや小さな子どもも入室できます。
安全性が高いうえに、部屋が汚れにくいといったメリットがあるため、使い勝手の良い害虫駆除グッズです。
フマキラー 虫ゼロバリアワンプッシュ
フマキラー 虫ゼロバリアワンプッシュは、効果の持続期間が1年と、害虫対策グッズの中でも比較的長いのが特徴です。対象の害虫は、クモやコバエ、アリなど複数にわたります。
室内にプッシュするだけで害虫を防げるだけでなく、すでに侵入している害虫にそのまま噴射して駆除することも可能です。
殺虫剤成分も配合されているため、「予防」「駆除」の観点から対策ができます。
バルサン いやな虫ワンプッシュスプレー
バルサン いやな虫ワンプッシュスプレーは、不快な害虫を中心に対策出来るグッズです。主に、ムカデやカメムシ、ショウジョウバエなどが対象となっています。生ごみや排水溝のにおいで寄ってきてしまうのを防ぐことが可能です。
また、お部屋に料理や生ごみなどのにおいが充満している場合には、空間に向けて噴射することも可能です。消臭成分も含まれているため、においにつられてしまう害虫を防ぎやすくなります。
おわりに
今回は、害虫予防グッズの種類や選び方、おすすめの製品など、幅広く解説しました。害虫は、簡単に室内に侵入できるうえに、繁殖してしまうケースもあり、一度発生すると厄介な存在です。
そのため、「予防する」「駆除する」の観点で、便利なグッズを使いながら対策していく必要があります。
とはいえ、市販のグッズでは、十分に害虫対策ができない場合もあるでしょう。もし、根本的な原因から解決したい方や、すでに害虫被害に悩んでいる方は、プロの駆除業者に相談することもおすすめです。
無料でお見積りや、現地調査まで行ってくれる業者も多いため、一度相談してみてはいかがでしょうか。
